神奈川県自転車競技連盟の沿革と概要


【沿革】

昭和91212日に日本サイクル競技連盟の創立に伴い神奈川県支部が設立され、昭和1186日に平塚高等小学校の校庭において第1回神奈川県選手権大会が開催されています。その後、中央競技団体の組織改編が何度か行われ、戦後の混乱の中、昭和2132日に現在に続く神奈川県自転車競技連盟が設立され、その年の第1回国民体育大会に出場しました。

平成295月には折からのサイクルブームと相まって自転車競技が広がりを見せる中で、神奈川県BMX協会と神奈川県マウンテンバイク協会が加盟しました。

 

【組織と運営】

理事19名(内女性2名)、監事2名(内女性1名)で年26月と3月に理事会を開催しています。また総務企画委員会と競技力向上委員会の小委員会を設けて組織運営と選手強化にあたっています。

令和3年における本県登録者数は選手423名(内女性24名)、審判員64名(内女性16名)、チームアテンダント122名(内女性17名)で、登録者総数は東京、大阪、埼玉に続き全国第4位ですが、大会の中止などの影響を受けて選手登録数は減少しています。

 

【事業内容】

★強化練習会

毎月土曜・日曜日を利用して平塚競輪場と小田原競輪場でトラックの強化練習会を開催。

★トラック大会・ロードレース大会

神奈川県選手権大会、記録会、新春トラック大会などトッラク大会を年4回ほど開催。

クリテリウム大会(1800mから10Km以内の周回で、主に平地で行われるロードレース)の開催。

★トラック・ロード合宿

国体代表選手による県外トラック合宿やジュニア選手強化のためのロード合宿を開催。

毎年2月に韓国済州島においてジュニアロード合宿を開催していましたが、新型コロナの蔓延により令和2年以降実施を見合わせています。

★国内大会・海外大会への選手派遣

関東自転車競技選手権大会、関東地域道路競走大会、一都三県対抗自転車競技大会に選手を派遣。

毎年8月末から9月に韓国で開催されるツール・ド・DMZ(非武装地帯に沿って5日間で350Kmを走るロードレース大会・ジュニアの国別対抗大会)に選手を派遣していましたが、新型コロナの影響で2年連続大会が中止となっています。

★初心者教室

タレント発掘のためにトラック、BMX、MTBなど小中高校生向けに初心者講習会を開催しています。

 

★審判・チームアテンダント講習会